相談は次の行動を前提にしているという話
報・連・相の中で「相談」だけが、次の行動が前提となっている。 そのため、予め次に取りたい行動を想定したうえで相談したいところだ。 そうしなければ、相談した側もされた側も時間を無駄にしてしまう。これは意識できている人が意外に多くないのかもしれない。
では「何をしたらいいですか?」という(丸投げの)相談は適切なのだろうか。 個人的な見解を述べれば、これは絶対に避けるべきだ。なぜなら、それは考えることを放棄している状態であり、一種の思考停止に他ならない。加えて、相手の時間を必要以上に奪うことにもつながる。
可能な限り、自分なりの案を持って相談に臨むべきだ。その案の正しさは二の次である。重要なのは、考えることだ。 自分の考え、意思を持った上で相談したいところである。