『隠れたキーマンを探せ』を読んだ


2025年は営業活動にも手を伸ばし始めたこともあり、勧められた本をいくつか読んでみることにする。

1. 購買における合意形成の重要性

購買プロセスの3つのステージ

どのステージでも顧客関係者が合意に達しない可能性があり、合意がなければ物事は前に進まない。

2. 「モビライザー」という存在

従来型の重要人物像(実は重要ではない)

花形販売員が本当に探している人物の条件(2つが突出)

このような人物を「モビライザー」と呼び、この関係者に頼れば有意義な進展が得られ、最終的に成約を果たせる。

ハイパフォーマーの特徴的な考え方

3. モビライザーへの3つのアプローチ

  1. 指導:どこで学べばよいかを教える
  2. 適応:それぞれのタイプに合わせて関与のしかたを変える
  3. 支配:合意形成プロセスを主導できるように導く

4. 「Aを壊してからBを築く」理論

営業の本質的な目標

メンタルモデルの破壊と再構築

現代の最大の課題

インサイトの役割

勝利の方程式:「Aを壊してからBを築け」

実行のプロセス

5. コンテンツとメッセージング戦略

メッセージの純度を守る重要性

真の課題:モビライザーに他の4.4人を説得させる

6. 従来のマーケティング思考の3つの致命的欠陥

①量の優先による顧客疲弊

②顧客の事業認識を変えられない

③購買集団を互いに結びつけない

顧客のメンタルモデルへの向き合いの欠如

結果として起こること

7. 必要とされる4つの能力

  1. 事業に対する顧客の考え方を変えるインサイトを生み出す能力
  2. 自社(サプライヤー)独自の能力やベネフィットを理解・説明する能力
  3. 顧客に関するインサイトを自社独自の能力に結びつける能力
  4. それらすべてを、さまざまなコンテンツタイプ(営業資料を含む)の説得力あるメッセージに入れ込む能力

8. 購買プロセスの詳細な8段階

段階内容
1. 必要性の認識ビジネスチャンス、リスク、問題がきっかけ。現状維持の言い訳も多い。サプライヤーの調査や接触を開始
2. 選択肢の検討サプライヤーの最初の比較。能力や価格を含むより詳しい調査。詳しい情報を要求
3. 購買基準の決定事業プロセスの有効性評価。パフォーマンス改善が必要な領域と最低基準を検討。リスク・リワード分析。購買集団の招集。購買基準の案を提示
4. 選択肢の評価明確なビジネスケースを経営陣に提示。ソリューションプロバイダーを正式評価。サプライヤー候補を絞り込み
5. 選択肢の認証とサプライヤーの選定ROI評価。正式な要件決定。資金確保。継続か中止かの決定
6. 購買の交渉調達部門が正式参加。経営幹部の最終承認。法的チェック。契約締結
7. ソリューションの実行プロジェクトチーム編成。旧プロセス終了。新プロセス実行
8. 効果の評価サービスレベルや合意されたパフォーマンス水準が見込みどおりかを評価

9. 各ステージで顧客が答えるべき問い