チームのミッション・ビジョンについての整理
読んだのはこれ。
中身自体は目新しいものではなく、チームリーダーとしてのマインドセットや心理的安全性、1on1等、いわゆるチームビルディングに関する内容。
その中にチームのミッションとビジョンについての記述もあり、ちょうどそれらに関連するような内容の言語化を試みているところだったこともあり、その部分の内容を整理しておくことにした。
サマリー
ミッションはチームの存在意義を示し、ビジョンは、その結果として実現すべき未来の姿を描くものである。チームのミッションを明確にし、「何をするか」と「何をしないか」をはっきりさせることが成功の鍵である。
ビジョンを設定することで、長期的な目標とその達成手段を具体化し、チーム全体で一丸となって未来に向かって進むことが可能になる。
ミッションとは
ミッションとは、チームの使命や役割を示すものである。つまり、このチームは何のために存在するのかを明確にすることがミッションの目的である。
何に心躍るのか、何のためにガンガン働けるのかは、人それぞれ違う。そのため、チーム全体で「何のために」活動するのかを言語化することが重要である。
ミッションを定義する際には、以下のポイントを考慮する必要がある。
- 私たちは何をするのか:具体的な活動内容や目標。
- 私たちは何をしないのか:リソースを無駄にしないための除外項目。
この「何をしないか」を決めることは、時に覚悟が必要である。例えば、「そこにチャンスがあるかもしれない」という意見が出るかもしれないが、あえて捨てる選択をすることが長期的な成功に繋がることもある。
ビジョンとは
ビジョンは、ミッションに基づいて行動した結果、実現すべき未来の姿を描くものである。未来の姿をビジュアルなイメージで表現することがビジョンの役割である。
ビジョンを設定する際には、以下のステップを考慮することが効果的である。
- 北極星を決める(長期ゴール)
- 登る山を選ぶ(中期ゴール)
- 登山道を見つける(短期ゴール)
これにより、チームは明確な目標とその達成手段を持つことができ、日々の活動に一貫性を持たせることができる。