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『サイゼリヤおいしいから売れるのではない売れているのがおいしい』を読んだ


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サイゼリヤは、店長に売り上げ目標を課していない。 店長の仕事は人件費、水道光熱費など経費をコントロールすることだ。 店の売り上げは「立地」「商品」「店舗面積」で決まる。売り上げが悪くなるとすれば、商品開発をする本社の責任で、店長のせいではないからだ。 それに「売り上げを何とかしろ」と店長に言えば、販促にお金を使うしかなくなってしまう。 私は広告宣伝や販促をしたことはないが、仮にそれらを実行して一時的にお客様が増えても、急な客数増による慣れない仕事で現場が疲れるだけだ。 やみくもに販促をしたり、安易なひらめきでアイデア商品を投入したりする店もあるが、短期的には売り上げが増えても、生産性を下げ、長期的には店の力を弱くしてしまうだろ

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リーダーには、夢の実現に向けて仮説を立て、検証し続けるという姿勢も欠かせない。

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次の「正しく」とは、「正しく経営をしていこう」ということで、「会社も従業員もお客様も喜ぶことをやろう。みんなで話し合って、それをより良くしていこう」という意味だ。 サイゼリヤでは、その実現のためにあらゆる作業を「標準化」し、それを改善し続けている。 ちなみに標準化のコツは、従業員の中で一番優秀な人間がやっている〝名人芸〟を、誰にでもこなせるようにできないか、と考えることだ。

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提案は膨大な数になり、それは非常にうれしいが、何が問題かを見極める力がまだまだ甘い。 問題点を正しく把握するには、何々が問題だ、と考えるのではなく、なぜ自分はそれを問題だと感じるのか、と考える習慣を付けることだ。 それを知ってほしいから、私は店長たちの提案に自分がどう感じたかを説明するようにしている。

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何かに取り組み、どうしても上手くいかないときに、自分が悪かったと考えるのは、最も建設的な考え方だ。 競合店にお客を取られた→不景気のためだ、業績が悪い→部下の能力不足だと失敗の理由を他人に押し付けていては、一歩も前に進めないの中のすべての結果には、当然ながら原因がある。 原因は自分の中にあるという前提で実験を行うほうが、成功する可能性は高くなるはずだ。

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これは極端な例かもしれないが、考え方を変えると、随分と、結論も違ってくることが分かるだろう。 少なくとも、こうした考え方ができるようになれば、A店は○○、B店は△△という取り組みをして絶好調だから、どちらもすぐに真似をしようなどとは考えないようになる。 表面的に物を見るのではなく、A店やB店が好調な理由を、その本質から分析できるようになるためだ。 こうした力は、時流が変化し、商売のあり方を根本から見直さなければならないときに、きっと役立つはずだ。