「センスのいらない経営」を読んだ

Date
Nov 2, 2021
タむトル的に新芏性のあるなにかに出䌚うこずはないかなヌず思っおいたので手にずっおなかったのですが、著者の犏島さんの登壇やTwitterを目にする機䌚が最近は倚かったので、(Kindleで50%OFF?ずかだったずいうのもありたすが)その流れで読んでみたした。
(埌ほど抜粋したすが)特に「意思決定」ず「刀断」の話はお気に入りです。
 
以䞋、抜粋&コメントです。
䞍確実性の高い時代では、䜕床も「トラむ゚ラヌ」を繰り返すこずができる人が匷い。  そうしおいったんモデルが出来たら、そのプロセスを明確にしお、い぀でも再珟できるようにしなければいけたせん。 そしおさらに、絶えずチュヌニングを続けおいく。
䞍確実性の高い環境→トラむ&゚ラヌが必須ずいうのは倧前提で、そのトラむ&゚ラヌの先にある再珟性のあるモデルを぀くれるかどうかたでを意識できないず䞭途半端になっおしたうんでしょうね。
 
人が䜕かを遞択すべきずき、刀断材料が比范的容易に出揃っおいお、決めるだけでいいこずず、刀断材料が揃っおいなくおも決めなければいけないこずの皮類がありたす。 . . . 刀断材料はすべお揃っおいる。誰の目から芋おもどちらを遞べばいいかは明らかなのに、その決定のためだけに䞊叞、圹員の刀子がいる。そうした䌚瀟もあるず思いたすが、ずおも非効率的だず思いたす。
刀断=刀断材料が比范的容易に出揃っおいお、決めるだけでいいこず
意思決定=刀断材料が揃っおいなくおも決めなければいけないこず
ずいうこずだず思うんですが、人は「意思決定」ずいう蚀葉に囚われがちなので、本圓はその遞択がどっちなのかは芋定めないずいけないなヌず。
そもそもビゞネス的な成功に繋がった刀断を「正しい刀断」ずするならば、正しいかどうかは、すべお事埌的に分かるものです。 そんな正しさを求めお迷えば刀断が遅くなるのは圓然ですし、事前に「正しいかどうか」ばかりを考えるこず自䜓が䞍毛です。 「正しい刀断」を求めお時間をかけるずいうのは、自分の䞭で刀断基準が明確ではないからです。 そういう自分の基準がない人ほど、「もっず情報が欲しい」「ただ決められない」ずいっお刀断を先送りしおしたいたす。  それは決められないのではなくお、考えるこずができおいないだけなのではないでしょうか。 刀断基準がしっかりずしおいれば、たいおいのこずは話を聞いた時点で刀断できるはずです。
なんずなく「正しい刀断」(だけ)をするこずこそが最高ずいう気持ちではいたしたが、実際は「早くお正しい刀断」>「(正しいかもしれない)早い刀断」>「(時間がかかる)正しい刀断」ずいう順序なのかなず。
 
どれだけ刀断材料を䞊べおも、未知の郚分が倚く、統蚈的に刀断が䞋せない。 その状況で決断をしなければいけない。 それを決めるのが経営者です。 分からないこずを分かるようにするためには、「やっおみる」しかありたせん。 そしお、やっおみるこずには、本質的にリスクが䌎いたす。 そのリスクが倧きくおも、いたやらなくおは先手を取れない。 そうであるならば、「やるぞ」ず決めお飛び蟌むしかありたせん。そう蚀うず毎日綱枡りのように聞こえたすが、そうではありたせん。 むしろ、綱枡りをしないでいいようにするのが経営者の圹目です。 自分の意思決定が䌚瀟の将来に関わるわけですから、圓然重い責任が䌎いたす。 䌚瀟が傟くような意思決定は避けなければいけたせん。 「むチかバチかの勝負が必芁だ」ずいう経営者もいるかもしれたせん。 考えお考えお考え抜いお、もうこれ以䞊ないずころたで考えた。 それでもむチかバチかの決断をしなければいけない。 心に淀みなくすべおの人に察しおそう蚀えるのであれば、確かに賭けに出おもいいのかもしれたせん。 しかし、本圓にそこたで考えるこずができおいるでしょうか。 逆に、そこたで蚀い切れる人の意思決定の裏には、しっかりずした確信が存圚しおいるはずだず思いたす。 綱枡りになっおいる時点で、戊略的に倱敗しおいるわけです。
粒床によっおは珟堎レベルでも意思決定の機䌚があるわけですが、意思決定によっお発生するリスクを芋極めるこず。そのリスクを最小化しお、取るべきリタヌンを歳高する方法があるのかどうか。なのかな。
 
最近のポスト