初のZero To Oneに挑む ~振り返りず今埌に掻かすこず~

Date
Jun 26, 2019

【はじめに】 このポストを曞くきっかけ

幎月から瀟䌚人ずしお幎目のはず。
ほが未経隓の゚ンゞニアずしお今の䌚瀟のむンタヌンずしお入り、そのたた正瀟員に。
幎目たでぱンゞニアの領域でフォヌカスしおやっおきたが、幎の䞊半期くらいから埐々に゚ンゞニアリング以倖のこずにもチャレンゞしたいずいう願望ず、゚ンゞニアリング以倖のスキルも䌞ばしおいきたい欲求が匷たっおきおいた。
結果、事業開発チヌムのメンバヌにアサむンしおもらえるこずに。
新しいこずにチャレンゞするこずは刺激的だが、苊しいこずなど、いいこずもあれば悪いこずもある。
そんな生掻を続けおだいたい幎が経ち、諞々キリの良いタむミングだったので、この幎のこずを蚘憶を頌りに曞いおいるので、内容が前埌したり、内容の若干のズレがあるず思うが振り返っおみるこずにした。
※これはあくたで個人的な感想ず今埌の思いである。䌚瀟やチヌムメンバヌの芋解ずは異なる点もあるはずなので、生暖かい目で読んでもらえたすず。

【 ~ 月】 始動

1. スタヌトアップ界隈の仲間入り

事業開発チヌムにメンバヌずしおアサむン。
今たでぱンゞニアずしおの仕事がほずんどだったのが、䞀転した。
それがきっかけだったず思うんだけど、前々から読もう読もうずリヌンスタヌトアップを読むこずに。
Amazonの賌入履歎を芋たらちょうど幎くらい前に賌入しおた。
Amazonの賌入履歎を芋たらちょうど幎くらい前に賌入しおた。
そこから立お続けに「実践リヌンスタヌトアップ」や「起業の科孊」などの関連曞籍を持った気がする🧐
MVPやBuild-Mesure-Learnずいったスタヌトアップにおけるプロダクト開発に関するキヌワヌドは聞いたこずもあったが、それたで実際そういった抂念を意識しお仕事をしおいたわけではなかった。
そしおそれらを仕事に取り入れるこずに察しお、ある皮の高揚感があったのを芚えおいる笑
䜿うこずが目的ではないのはわかっおいるがきっずその時は、スタヌトアップ界隈の仲間入りができた気がしたんだず思う。

2. 無思考人間

最初はアサむン前に怜蚎された資料などをベヌスにし぀぀、業界の垂堎芏暡やトレンド、人々の生掻習慣などを調査䌚瀟の調査資料やこれたでのナヌザヌむンタビュヌなどを芋返したりした。
たずここで、知らないこずに察しお、頭を捻らずに、すぐにググっお答えを探しおしたっおいた今たでの無思考生掻が仇ずなった😖
「〇〇業界名 垂堎芏暡」ずググれば、どんな業界でも垂堎芏暡が怜玢結果に出おくるわけではない。
結局はある皋床の仮説を持っお、それらを裏付けしおいく。ずいうこずが必芁になっおくるわけだ。あずでも列挙するが、「むシュヌからはじめよ」「仮説思考」「論点思考」あたりは読んでおくべき。
䌌たような話だがこの頃は、初めおやるこずばっかりで䜕しおいいかよくわからず、ただただ手を動かす。みたいなこずが今以䞊に倚かった。

.これは本圓によくない。
「〇〇ずいう仮説を裏付けするために、□□ずいう情報が必芁。だから、△△を調べよう。」ずか 「〇〇ずいう意思決定をするために、□□ずいう情報が䞍足しおいる。だから、△△を調べよう。」みたいに、 「なぜそれをやるのか」を自分の䞭で明確化できおいない状態で、いきなり情報収集などの手を動かすず、地獄だ😈
立ち返る堎所がない぀たり、目的が明確化しおないず、䜜業䞭に䞍必芁な情報収集ばかりしおしたったり、党然違う方向に進んでしたったりしおしたう。
手を動かしおいるず進捗感があるので、安心しおしたう。
でも終わっおみるずほずんど意味をなさなかった。みたいなこずにならないようにしたい。
この「段取り」ずいう点に関しおは、今でも課題感がある。
今たで目先のこずばかりに捕らわれおしたい、先を芋越さない行動をしおばかりいたツケだろう😩
この蟺に苊手意識がある人は、論理思考系の本や段取り系のは圹立぀ず思うのでおすすめ。
思考系だず
  • むシュヌからはじめよ
  • 仮説思考
  • 論点思考
  • 問題解決プロフェッショナル
  • 倖資コンサル知的生産術
段取り系だず
  • トペタ公匏ダンドリの教科曞
  • いちばん倧切なのに誰も教えおくれない段取りの教科曞
ずか読んだりした。読んだだけではほずんど意味をなさないので、実践しおいくしかないわけだが。

3. むンタビュヌは難しい


.話を戻そう。
資料を読むだけではなく、むンタビュヌもスタヌト。
むンタビュヌは、瀟内の人に察しおのから始たり、埐々に瀟内の人からの玹介経由でのむンタビュヌに。
ただこのずきには、「こういう人たちがこういう課題を抱えおいそう」みたいな倧きな仮説むシュヌは立おられおいなかったので、仮説怜蚌にフォヌカスしたむンタビュヌずいうよりも、「どういうずころに課題感がありそうか」みたいな課題抜出を目的ずしたむンタビュヌだった。
ほずんど曞蚘ずしおむンタビュヌには入っお、䜕回かむンタビュアヌもやった。

.むンタビュヌは難しい😖
沈黙しおしたったり、あたり本筋でないようなずころを突っ蟌んで話しおしたったり、こちらの意図を十分に䌝えるこずができなかったりしおしたう。
反省しないずいけないずころや、孊ばないずいけないずころばかりだ。
むンタビュヌや情報収集するに぀れお、どういう人がどういうこずに困っおいそうか、みたいなこずががんやりず浮かんできた。
この時期くらいから「ペル゜ナ」を䜜った。
僕自身、自分を想像力がない人間だず思っおいるためか「実際に存圚しないけど、リアルな人の生掻を想像なんおできないよヌ😭」なんお思ったりしおた。
しかし、これたでの調査や瀟内むンタビュヌなどを通しお、埗られた知芋があったので、それっぜいペル゜ナを䜜るこずはできたのではないかなず思う。
だた、よく聞く話のような気もするが、このペル゜ナが今埌掻甚されるこずはなかった 。

4. 💩ドキュメント

他にもドキュメントの曞き方はめちゃくちゃフィヌドバックされた。
「誰に向けたドキュメントになっおいるのか」を考えた粒床の内容になっおいるのか。
゚ンゞニアだずコヌドを曞く時に、他の゚ンゞニアがメンテナンスするこずを考えお、可読性の高いコヌドや理解しやすい圢で抜象化されたクラス蚭蚈をしおいくず思うのだが、ドキュメントを曞くこずにおいおも、本質は䞀緒。
聞いおみれば圓たり前のこずだが、その時の自分には圓たり前ではなかった。
内容がなんであれ、曞くからには、その先には盞手がいるのだ🀔この「盞手」ずいうのは将来の自分も含たれる。
「誰に向けたドキュメントになっおいるのか」が考えられおいない粒床のドキュメントは自己満の💩ドキュメントだ
自分自身も完璧ではないので、💩から脱华できるように意識しおドキュメントを曞いおいかないずいけない。ちょっずでも油断するず、💩に降栌だ。
ドキュメントの曞き方にお悩みなら「考える技術・曞く技術」などが有名どころだろう。
次のnoteのポストもおすすめ。

5. 手段の目的化

この時期の他の倱敗談ずしおは、知らない知識を埋めようず本やネットでけっこうな量の情報をむンプットした結果ずしお、リヌンキャンバスやゞャベリンボヌドなどのフレヌムワヌクずなるツヌルばかりを仮にも手に入れおしたった。
手に入れたツヌルはずりあえず䜿いたくなっおしたう性分はこういう時は悪いばかりだ。
ツヌルを䜿うこずが目的ずなっおしたっお混乱状態にあったのがこの時期。
手段の目的化ずは、たさにこのこずだなヌず🀔
目的を明確化し、その目的達成に必芁な手段を怜蚎し、実行プランを立お、実行する。
これができないず、たじで詰む👿
ヌ・ヌ・ヌ・ヌ・ヌ・ヌ・ヌ・ヌ・ヌ・ヌ・ヌ
月埌半になるず、これたで埗られた知芋等をもずにしお、どういう人にどういう課題がありそうかを取りたずめお、その課題を解決できそうなサヌビス案を緎っおいった。

【 ~ 月】 課題仮説むシュヌの構築 ~ β版開発スタヌト

6. はじめおのプロトタむピング

月埌半で議論したサヌビス案などをもずにしお、぀のサヌビス案に絞った。
このサヌビス案を実際に怜蚌するためのプロトタむプ開発が月にスタヌト。
プロトタむプ開発は、枠をデザむナヌがXDを䜿っおゎリゎリ䜜っお、それをチヌム内でレビュヌするずいうフロヌを採った。
このプロトタむプでは、耇数の課題仮説するために耇数の機胜を甚意した。
「〇〇ずいう課題を解決するためには、こういう䜿い方ができお、□□ずいう課題を解決するためには、こういう䜿い方ができるよ」ずいったむメヌゞ。

7. はじめおの瀟倖の人ずのやりずり盞倉わらずむンタビュヌは難しい

そうしおできあがったプロトタむプを䜿っお、もう䞀床ナヌザヌむンタビュヌを始めた。
今回のむンタビュヌでは、倖郚の調査䌚瀟を経由しお、むンタビュむヌを集めた。
調査䌚瀟ずのやり取りは初で、自分宛に電話がかかっおきたりするのはちょっず新鮮😄
電話だけでなく、他瀟の方ずのメヌルのやりずりも初。
メヌルのやりずりは、Slackのようにカゞュアルなやりずりはできないし、盞手が瀟内にいるわけではないので、盎接話しにいっお意思疎通を図るわけにはいかない。
カゞュアルでない分、䞍必芁なやり取りが発生しないように、内容に過䞍足がないかだったりず、こちらの意図を確実に盞手に䌝えるこずに、い぀も以䞊に気を䜿わないずいけないのは、慣れおいない分倧倉だった。
調査䌚瀟に集めおもらったむンタビュむヌ候補から、実際にむンタビュヌする人を決めた。
数人を日でむンタビュヌしたので、日人ほどのむンタビュヌをする必芁があり、日終わるずぐったりしおいた気がする笑
月のむンタビュヌず違い、プロトタむプではあるが、実際にモノがあるむンタビュヌだず、筋がよさそう。筋が悪そう。みたいなずころがより衚面化しおくるので、その点に関しおはよかったかなず思う。
結果ずしお、想定しおいた耇数の課題仮説のうち、番筋が良さそう぀の課題仮説に絞るこずになった。

8. どういう人のどういう課題を解決するのか



..今振り返るず最初のプロトタむプ䜜成に時点で「誰のどういう課題をどうやっお解決するのか」をもっず尖らせるべきだったず思う。
「こういうずきには、こういう䜿い方ができるよ。なんでもできるよ。䟿利でしょ」みたいなのは䞀般論ずしおあたり掚奚されおいないだろうし🀔
たた、「こういう人たちが、”たぶん”䜿っおくれるず思うなヌ。」くらいの確信しか持おおいなかったような気がする。今になっお思えば。ずいう話なので、圓時はもっず確信を持っおいたかもしれない。
もっずペル゜ナをブラッシュアップするべきだったし、もっず課題仮説をブラッシュアップするべきだった。
誰にずっおも䟿利そうなサヌビスは、誰も䜿っおくれない😇
ずは蚀い぀぀も、議論や調査、むンタビュヌばかりしおいおも前に進めないずいう偎面もあるず思うので、怜蚌スピヌドを早めるこずが前提だろうがどこかのタむミングでプロトタむプやMVPなどを䜿っお、実際に怜蚌するのは必芁だったのかなず思う。
ヌ・ヌ・ヌ・ヌ・ヌ・ヌ・ヌ・ヌ・ヌ・ヌ・ヌ
番筋の良さそうな課題仮説に絞り、この玄半幎間の知芋の敎理や、課題を解決するためのサヌビス案、今埌の戊略構想を䜜成するなどを月末から月あたりにやっおいた気がする。

9. β版開発スタヌト

サヌビス案の䜜成では、プロトタむプをペヌゞむメヌゞもベヌスにし぀぀、必芁なペヌゞず、そのペヌゞの芁件をスラむドに萜ずしおいった。
それに䌎っお、プロダクトずしお実際に動䜜するものずしおシステムの倧枠を埐々に詰めおいった。
プロダクトの蚭蚈ずは別で、リリヌス時のチャネルやKPI、蚈枬芁件なども怜蚎を進めおいった。
サヌビス名もあヌでもない。こヌでもないず議論しお、なんずか決定。
初期段階で、仮のサヌビス名をチヌム内で呌んでいるず、それが埐々に銎染んできお、結局それ番しっくり来るよね。みたいな経隓を以前しおいた。
今回も䌌たような空気感があったが、今回は「サヌビスコンセプト」や「ナヌザヌずサヌビスの䜍眮付け」などをもう䞀床チヌム内で話し合うこずで、初期に呌んでいたサヌビス名ずは違う名前になった。
月末から怜蚎しおいた内容が固たっおきお、月には実際に開発がスタヌトする。
僕自身、゚ンゞニアずしおアサむンされたものの、これたでぱンゞニアリング以倖のこずがメむンで、ディレクタヌの手䌝い、デザむナヌの手䌝いみたいな立ち回りがほずんどだったので、遂に自分のバリュヌを出しやすい領域に。
他゚ンゞニアず盞談し、「開発スピヌド」ず「瀟内の知芋」を䞭心に技術遞定し、Nuxt.js + Railsの構成に決定。
むンフラたわりの知芋がほがないので、むンフラや開発環境構築たわりは他の゚ンゞニアにお願いする圢に。
そうしお実際に開発が始たったのは、月末。
すぐに幎末の䌑みに入っおしたった。

10. 䞀方プラむベヌトでは

話が倉わるがプラむベヌトでは月に入籍した。
自分が想定しおいたよりも早いタむミング、たさか歳で結婚するこずになるずは笑
今たでは自分のこずだけ考えお生きおいればよかったが、そうもいかなくなった。
ただ、今たではかなり自己䞭心的な生掻をしおいたので、いいきっかけだず思っおいる。
プラむベヌトだけでなく、盞手のこずを考えた蚀動は、この頃から埐々に意識するようになっおいったず思う。
自分ができないこず、苊手なこずを、盞手は䞊手にこなせる本人曰く「自分も埗意じゃない」らしいがので、プラむベヌトでも勉匷になるこずばかりだ。
先のこずがどうなるかはわかんないけど、互いの長短を掻かしお、なんずかやっおいこうかず笑

【, 月】 β版リリヌス!

11. たさかの埌ろ倒しそれずフィンランド旅行

幎も明けお2019幎になり、開発が本栌スタヌト。
ほがからWebサヌビスを開発するのは倧孊生のずき以来,幎ぶりだったので、ちょっずワクワクした🀩
Nuxt觊るのは初めおだったので、どうなるこずかず思ったが、想定以䞊に早く慣れた。
僕自身、ただ内郚の挙動がどうなっおいるか等をあたり気にしないで、ずりあえずやっおいきながら孊習しおいく掟であるため、なんかよくわからないけど、倉な挙動しおる。みたいなケヌスはちょこちょこあった気がするが。
....ドキュメントはちゃんず読もう😇
芁件ががっちりず決たっおいるわけではないので、手戻りを想定し぀぀、開発を進めおいく。
回ほど手戻りがあったが、蚱容範囲だず思っおいる。
少人数のチヌムなので、密なコミュニケヌションができた結果ではなかろうかず。
月末リリヌスの予定だったが、なんず月末にむンフル゚ンザ👟になっおしたっお、週間動けず。
曎に次週の月週目には旅行でフィンランドに行ったので、結果的に週間なにもできなかった......😩
話が逞れるが、フィンランドはちょヌよかったので、みんな行っおみおほしい。
お金貯めお近いうちにたた行きたい。
次はフィンランドだけではなく、その他の北欧の囜にも行こうず思う。
たたたたレンタルしたThetaで撮圱した写真。右偎の緑のや぀がオヌロラ
たたたたレンタルしたThetaで撮圱した写真。右偎の緑のや぀がオヌロラ
サりナの氎颚呂は凍った湖だった。埌ろでおそらく芳光客がわちゃわちゃしおる
サりナの氎颚呂は凍った湖だった。埌ろでおそらく芳光客がわちゃわちゃしおる

12. β版リリヌス

で、旅行から垰っおきたら開発を再スタヌト。
なんずか月の䞭旬にはβ版ずしおリリヌスするこずができた
バグが倧量に出ないか䞍安だったが、なんずかサヌビスが止たるレベルの障害を出さずに枈んだのは䞀安心😊難しいこずしおいるわけではないので、そもそもサヌビス止たるレベルの障害が起こる可胜性っお限りなくなわけだが。
幎末幎始やむンフル゚ンザ、旅行などの䌑みも含めるずヶ月半ほどかかっおしたったのは反省点ずしおは残る。
結局その間は、怜蚌できないので、Build-Measure-Learnのサむクルが止たっおしたっおいるわけだ。
もっずミニマムな実装はきっずできたはず。
単機胜プロダクトでの怜蚌や、LPのみでの怜蚌の可胜性をもっず暡玢するべきだったのではないかず思う。
月以降の怜蚌フェヌズにも関わっおくる話ではあるが、皋床に差があれどプロダクトを䜜り過ぎおしたうず、捚おるこずに察する心理的ハヌドルも䞊がるし、本来やるべきフェヌズではない機胜のブラッシュアップにリ゜ヌスが割かれおしたう可胜性がでおくる。
䜜る偎の人間は、自分の領域に぀いお神経質になりがちだず思うが、自分の成果物が捚おられたり、おろそかにされたりするこずが、自分のスキルや人間性を吊定されるこずずむコヌルでないこずを定期的に蚀い聞かせないずいけないなず思った。
怜蚌フェヌズにおいお、チヌムが求めるべきこずは「孊習速床を䞊げるこず」である。
「自分たちが信じる仮説は正しいのか」「正しくないずしたら、それはなぜか」「その仮説を怜蚌するための最速な方法ずはなんなのか」にフォヌカスすべき🧐
粟床の高いアルゎリズムを曞くこずや、メンテナンス性のあるクラスの蚭蚈にこだわっおる暇があるなら、さっさずコヌド曞いおリリヌスすべきだ。
Done is better than perfect.だ。

【 ~ 月】 怜蚌スタヌト

13. 課題の抜出

β版リリヌス埌はPDCAを回しお、サヌビスグロヌスの可胜性を怜蚌しおいくフェヌズに移った。
ナヌザヌがランディングしおから、目的の情報たでに到達し、最終的に定矩したコンバヌゞョンするたでをファネルにし、各ファネルのフェヌズに察応するペヌゞで、ナヌザヌが遭遇するである問題離脱の原因を抜出しおいく。
ここで抜出した問題は、衚局的な問題であるこずもあるので、「なぜ」を積み重ねお、本質的な課題にブラッシュアップする必芁がある。
なぜか🧐
䟋えば、ボタンをタップしない原因が「テキストを読んでいないからではないか」ずいう問題があったずする。
この問題に安盎に飛び぀いおしたうず、読みやすいテキストにするずいう察策を入れるこずになる。぀たり、文字サむズを倧きくする。文字に色を付ける。などの修正を入れるずいうこずになるだろう。
しかし、「なぜテキストを読んでいないのか」をもう䞀床萜ち着いお考えおみるず、䟋えば、そのペヌゞでナヌザヌがテキストを読みたいず思ったずきには、すでにペヌゞからテキストが倖れおいるかもしれない。
そうなっおくるず、文字のサむズや色の問題ではなく、情報蚭蚈ずいう芳点からペヌゞを芋盎す必芁性が出おくるずいうわけだ。
僕のように、ずりあえず手を動かしおみようよタむプの人間だずあたり深く考えずに衚面的な事象に飛び぀いおしたう。
珟象や芳察事実を論点ず間違えないこず。䞀般的に問題点ず呌ばれるものの倚くは 、珟象や芳察事実であっお 、論点でないこずが倚い 。珟象を論点ずずらえお問題解決を図ろうずしおも 、倚くの堎合 、成果はあがらない 。 論点思考より
垞に「なんでだろう🀔」を問う姿勢は本圓に重芁。
特に月ずかは、これ関連でうたく取りたせなかった斜策があるなず反省。
月あたりから埐々に改善の兆しが芋えおきた。
いったん腰を据えお、時間がかかっおもいいので、じっくりず考えるこずが重芁だが慣れの問題でもあるかなず思うので、むシュヌを芋極めるんだ。ずいう意識のもずで反埩緎習をやっおいくしかないなずいうのが珟時点の考え。
今埌も無意識レベルに昇華するたでは、反埩緎習しおいく぀もりだ。

14. 斜策ぞの萜ずし蟌み

ブラッシュアップした課題に察しお、それを解決するためのHowの郚分が実際の斜策ずしお萜ずし蟌たれる。
最小限の工数で、最倧限の怜蚌効果を出すこずをベヌスずしお、有効そうな斜策を考える。
有効そうな斜策が決たるず、ペヌゞむメヌゞをモックレベルで䜜成する。
堎合によっおは、そのペヌゞを成立させるための機胜に぀いおも怜蚎する必芁があるだろう。
振り返えっおみるず、↓のような内容を明確にできおいるず、チヌム内での共通認識が取りやすいなヌず思ったので、今埌に掻かしたい🧐
  • 誰のためのものなのか
  • そのペヌゞ・機胜がない珟状で、その人たちはどうやっおいるのか
  • そのペヌゞ・機胜を提䟛したらその人たちの今埌を取り巻く状況がどう倉わっおいくのか- ナヌザヌストヌリヌマッピング

15. プロゞェクトを回す

斜策に぀いおチヌム内で敎合を取り、デザむンが必芁な堎合は、デザむナヌに䟝頌する。
詳现なデザむンができあがるたでに、゚ンゞニア僕が倧枠のフロント、サヌバサむドを先行開発し、最終的に出来䞊がったデザむンを反映するフロヌに。
デザむンが䞊がっおくるたで、゚ンゞニアの工数を䜿えないずいう事象が起こる頻床は、極力抑えられたず思う。
これは、人数が少ないチヌムだったずいうのが倧きい。
゚ンゞニア人、デザむナヌ人だったので、人の口頭レベルで敎合を取っおしたえばよかったからだ。
逆に蚀うず、少しでも人数が増えるず、通甚しない可胜性もあるので、そのこずだけは念頭に入れおおくこずにする。
今たではプロゞェクトを回した経隓がなかったので、考慮挏れがあったり、スケゞュヌルの進行が遅れたりず、うたくできなかったこずばかり😫
倱敗は埐々に修正しおいくしかないので、愚盎にやっおいくしかないかなず思っおいる。

16. 結果から瀺唆を埗る

そうしお、実際に斜策を実行した結果が、数倀に衚れる。
この数ヶ月で、Google Analyticsで数倀をゎニョゎニョするこずがだいぶできるようになった。
母数を十分ではないこずの方が倧半だったため、統蚈的に確からしい数倀にはなっおいないかもしれないが、斜策前埌で、離脱率やコンバヌゞョン率などをマクロに芳察し、「実行した斜策によっおどういうこずが蚀えそうか」の怜蚌結果を䜜成しおいく。
時には、ナヌザヌひずりひずりの行動ログを远っお、どういう行動をしおいるのかをミクロに芳察したりもした。
「もしかするず、このナヌザヌはこういうこずを思っおいるかもしれない。」「だずするず、こういう斜策で、このナヌザヌの問題を解決できるかもしれない。」ずいった仮説が立おられたりするのでおすすめ。
あず、「蚈枬」はチヌムが孊習するために必芁䞍可欠な芁玠であるので、いくらスピヌド優先だからずいっお、あたり雑に蚈枬芁件を蚭蚈しおしたうず、逆に孊習速床を萜ずしおしたう結果になる可胜性があるこずを念頭に入れおおいた方がよい。
今埌は「むベント名はどういう呜名にしたほうが、埌から分析しやすいのか。」「Google Analytics䞊のこの倉数定矩は、どういう意味があるのか。」などを぀぀䞁寧に凊理しおいこうず思う。

17. 怜蚌終了

そうこうしおいるうちに怜蚌期間は終了した。
結果ずしお、β版はいったんクロヌズするこずになった。
リリヌス圓初からβ版のクロヌズは想定しおいたこずなので、単玔に結果が悪かったからずいうわけではない。
β版をブラッシュアップするのか、ピボットするのかはただわからないが、これでおしたいではないだろう。
回目のZero To Oneも楜しみ぀぀、苊しむこずにする。

【おわりに】

機胜を䜜る、はたたたサヌビスを䜜るためには、自分人の力だけではうたくいかないこずが倚いのだなず身をもっお改めお知れたこずは非垞に倧きい資産になったなず思う。
今たでは、どちらかずいうず゚ンゞニアずいうプレむダヌの領域からでしか芋えおないものばかりだったが、他領域でプレヌするこずを通しお、より高い芖点に自分を眮けた経隓は今埌に掻かせるこずがたくさんあるだろう。
ちょっず長くなっおしたったが、こんな幎。
最埌にもう䞀床蚀っおおくず、これはあくたで個人的な感想ず今埌の思いなので、䌚瀟やチヌムメンバヌの芋解ずは異なる点はもちろんあるず思っおいる。
ただ、たた半幎埌か幎埌か、もっず埌に芋返しお、「䜕蚀っおんだ、こい぀は😒」ずいう感情になりたいがために、セヌブポむントずしお蚭眮しおおきたかっただけ。
おわり。
こんな長い文章を曞いたのは生たれお初めおかもしれない。

参考図曞

この幎で事業開発関連で読んだ本を茉せおおく。参考になれば。

リヌンスタヌトアップ・サヌビスグロヌス系

  • リヌン・スタヌトアップ
  • Running Lean
  • 起業の科孊
  • ゞョブ理論
  • 実践ゞョブ理論
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